ケース1
住宅地を車で走っていた時のこと。何気なくバック ミラーを見ると、そこにはピカピカとライトをつけたパトカーがいた。さっきの一時停止はちゃんと停まったのに…。とにかく車を停める。やってきたおまわりさん曰く、「NY州では16歳未満の子供は後部座席でもシートベルトをしなくてはいけない。」そのとき後ろに乗っていたシートベルトなしの息子は14歳。3点減点と$150の罰金を科せられた。
ケース2
その数か月後、今度は旅行先でのこと。田舎のハイウェーはまっすぐでほとんど車が 走っていない。すると前にパトカーに停められている車を発見。スピード違反かな? などと思いながら通り過ぎると、一緒にいたもう一台のパトカーに追いかけられた。スピードも法定速度程度で走っていたのに『???』。今度は、「NY州では、停まっている緊急車両を 追い越す際には、車線変更をしてすぐ隣の車線を走らないようにしなければいけない。」そんな法律聞いたことがない。(どうやら数年前に出来たルールらしい)これまた3点減点と$250の罰金。 二回も知らない法律のために捕まってしまった。
心配になって調べてみると、免停は11点減点。まだまだ余裕…と思っていたら数週間後なにやら怪しげな封筒が届く。過去18ヶ月の間に6点減点になると向こう3年間毎年$100、トータル$300の罰金が科せられるそうだ。また、今後減点1点につき、罰金が$50ずつ増える。安全講習を受けて戻した点数はこの罰金制度には考慮されないとか。
すでに$400払った上にまた$300の請求。この上、保険料の 大幅値上げにあっては目も当てられないので、早速安全講習を受けることに。これを受けると、最高4点まで減点を減らして くれ、保険料も10%割引きしてくれるらしいがこの講習が
$50で、トータル$750の大出費。
夏休みもあと2週間ほど。最後の旅行に出かける方もいらっしゃるでしょう。皆様くれぐれも交通ルールを守って、安全運転を心がけてください。
NY州の交通ルールに関しては以前のブログ(下記リンク)をご参照ください。
https://westchesterredacclub.com/2013/08/16/NY州の交通ルール
今週の「米語Watch」です。