ドアを開けると、壁に飾られた大小無数のセピア色にあせた写真が、このお店の古い歴史を語りかけてきます。1935年にこの場所でオープンして以来、1987年から2004年までを除き、Gus Familyが3世代に渡り営業をしているそうで、近所の馴染み客が気軽に入ってこられます。
このレストランの隣には、同じGusの名前の魚屋さんもあり、新鮮な魚貝を販売しています。
さっそくここでのお勧めのNew England Clam ChowderとLobster Bisqueのスープをアペタイザーに、メインには黒板に書かれた「今日のスペシャル」からBroiled Sea BassとBroiled Halibut、それにパスタでLinguini with White Clam Sauceを頼んでみました。
テーブルにはまずあっさりとした細かく切ったキャベツのサラダ、コールスローとロールパンがサーブされました。スープはクラムチャウダーもロブスタービスクも濃厚で、特にロブスタービスクはロブスターがそのまま凝縮 されている様な感じてとても味わい深く美味しかったです。
メインのシーバスもハリバット(大ひらめ)もシンプルに、 外側はカリッと中はジューシーに焼いてあります。それにレモンを絞るだけなのですがソースなどが無いのでかえって新鮮な魚の素材そのものが味わえ、とても満足でした。サイドのオーダーにはブロッコリー、マッシュドポテト、ブラウンライス等から選べます。
アサリがたっぷりと入ったパスタは、香りつけのバジルやガーリックがアクセントに 利いて、とても美味しかったです。お値段も全体的にとてもリーズナブルです。
デザートにTart UFO? を頼んだのですが、ただのチョコボールにバニラとチョコレートアイスクリームが入っているだけで、タルトとは全く違いやや期待はずれでした。
シーフード料理が恋しくなったら、懐かしい古き良き時代が漂うGus’s Restaurantを訪ねてみてはいかがでしょうか。
http://www.gusseafood.com/
126 Halstead Ave, Harrison, NY 10528
(914) 835-9804
今週の「米語Watch」です。