アメリカでここ数年大ブームを起こしているのが、ギリシャヨーグルト。
スーパーマーケットに並ぶギリシャヨーグルトのブランド(Chobani, Oikos, Total etc.)も、また風味の種類も年々増えるばかりです。あるスーパーのヨーグルトの棚の半分はギリシャヨーグルトが占め、ヨーグルトの4つに1つはギリシャヨーグルトが買われていくそうです。
どうしてアメリカにギリシャヨーグルト?と不思議ですが、実はアメリカのヨーグルトは美味しくないと思っていたトルコ人のHamudi Ulukaya氏が2005年に、たまたまクラフト社が売りに出した100年物の古い ヨーグルト工場を買い取り、その2年後の2007年にギリシャヨーグルト“Chobani” チョバー二(ギリシャ語で“羊飼い”)を生産、販売したのが始まりだそうです。
今までにない濃厚でクリーミーな食感を持ちながら、従来のヨーグルトより高タンパク質、低脂肪、無添加と言う事で、まずヘルシー志向のアメリカの女性に人気が出、その後一般の人々にも広まっていったようです。
牧畜文化が盛んだったギリシャでヨーグルト製造が始まったのは紀元前にさかのぼりますが、ギリシャヨーグルトと普通のヨーグルトの違いはその製造方法にあります。
一般的なヨーグルトは乳製品を温め発酵させて造りますが、ギリシャヨーグルトは発酵させたヨーグルトをさらにモスリンと呼ばれる綿のガーゼのようなもので出来た袋で濾過し、余計な水分や乳清を除去していきます。この“水切り製法”のため通常のヨーグルトより酸味の少ない濃いクリーミーなヨーグルトに仕上がり、タンパク質等の成分も凝縮されるので、その栄養価も約2倍になるそうです。
またギリシャヨーグルトは熱を加えても凝固しにくいため、デザートや冷たい料理だけでなく温かい料理にも利用されており、ヘルシー食材としても注目を浴びています。
数あるブランドのギリシャヨーグルトですが、やはりお勧めは米国市場に突然の ブームを巻き起こした元祖、Ulukaya氏のギリシャヨーグルト“chobani”です。 遊牧民に愛され育まれたギリシャヨーグルト。濃厚でクリーミーな食感を一度試してみませんか?
@お知らせ:
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笠原
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