Scarsdale駅東の斜向いにあるコンドミニアム-One Christie Placeは55歳以上限定の高級コンドミニアムですが、その1階、以前ご紹介したSalzburgの先にあるのがこの“Chat American Grill”です。
外観からは想像もつきませんが、1930年代のハリウッド黄金時代にタイムスリップしたようなアールデコの インテリア。重厚感ある真紅で統一されていて壁には 当時のスターたちのモノクロ写真が飾られ、煌くシャンデリアが豪華です。
アメリカンレストランなのでメニューはパスタやサンドイッチ、ハンバーガーなどのカジュアル系が主体に見えますが、吟味された素材を使った 繊細なレシピなので決して期待を裏切ることは ありません。
私がオーダーしたのはRoasted Pear Salad。
グリルで甘みを増した梨のスライスの上にクレソン、そして梨と相性抜群のピーカン、それも隠し味にスパイスを効かせたものとゴルゴンゾラチーズをまぶした一品。梨の甘みを加えたフレンチドレッシングで完璧でした。友人のEndive and Baby Arugula Saladは柔らかなベビーアルグラに細切りにした エンダイブがミックスされ、ウォールナッツとブルーチーズがまぶしてあります。
こちらはおしゃれなエシャロットのフレンチドレッシング。
それぞれのドレッシングが素材を引き立て、サラダが完璧な一品として成り立っているのには感動しました。ケールやアルグラなどのパワーグリーンが主体で、チキンや海老を追加することができ、エントリーサイズにもしてもらえます。
友人は秋色のスープに飾られたフレンチ生クリームの白が映えるCarrot and Ginger Soupを追加しました。甘みのあるキャロットにスパイスとなるジンジャーの組み合わせは絶妙ですが、ミルクたっぷりでコクがあり食べ応え満点だったそうです。
私はTuna Sandwichをオーダーしましたが、かつおのたたきのように外側が炙られたツナは新鮮で、この炙りツナにアルファルファ、トマトそしてアボカドのマッシュと わさびのソース、しかも香味のあるパンパーニックル・ブレッドという和洋折衷な取り合わせでかなり大人の一品でした。添え物のフレンチフライはいかにもアメリカンで 残念でしたが、サンドイッチはお勧めです。
実は半分しか食べられなかったのでお持ち帰りしてブレッドをオーブンで温めなおして食したところ、香ばしくて更に美味しいサンドイッチになりました。グルテンフリーのメニューも豊富です。
当日は陽射しが強かったので中でいただきましたが、外のパティオスペースはこれから秋にかけて楽しめることでしょう。少し肌寒い夜にはガス・ヒーターが灯されます。
“Chat American Grill”にはバーカウンターもあり、マティーニのリストに定評があるそうです。
Scarsdale駅徒歩2分と便利ですが、ランチ時には駐車が難しいかもしれません。
近くで2時間駐車するにはクォーター$2分が必要です。午後6時過ぎならバレーパーキングが可能です。
Chat American Grill
1 Christie Place, Scarsdale (914)722-4000
http://www.chatamericangrill.com/
お知らせ@
来週から新学期が始まります。くれぐれも安全運転を心がけましょう。
NY交通ルールに関しては、下記ブログのリンクをご参照ください。
https://westchesterredacclub.com/2013/08/16/nyの交通ルール/