今年もあと二週間程でサンクスギビング(感謝祭)です。今日はサンクスギビングディナーに、簡単に作れて豪華に見えるお料理をご紹介します。
アメリカではサンクスギビングは日本のお正月のように、離れている家族が久しぶりに揃って感謝祭のテーブルを囲んでお祝いするのが慣わしです。このディナーのメイン ディシュは、各家庭のレシピによる丸ごと焼く大きなターキーが定番です。でも、海外で親戚もいない日本人に、このような大きいターキーのローストはちょっと大きすぎて手に負えないかもしれません。そこで、お勧めのディッシュがコーニッシュ・ヘンの ローストです。
コーニッシュ・ヘンという名前は余りなじみがありませんが、元々はイギリスのコーニッシュ地方のメス鶏のことをさし、 いまではアメリカでも普通に飼育されています。 鶏のサイズは115グラム前後と小さく(普通のチキンの半分 以下)、調理も短時間で出来、且つジューシーで柔らかく、とても美味しいです。この時期は普通のスーパー マーケットでも見つけることが 出来ます。
そこで今回はこのコーニッシュ・ヘンを、電気の圧力鍋とオーブンを使って、手短で 且つ美味しく出来上がるレシピをご紹介します。
材料 A) コーニッシュ・ヘン:1羽 B) 塩、コショウ 適量 C) レモン:1/2個 D) ローズマリー:4枝 E) オリーブオイル:少々 F) 付け合せ:リンゴ:1/2個、ドライクランベリー:少量、砂糖:1/4 カップ、レモン汁:少々、コーンスターチ:少量、水:少量
作り方 1) コーニシュ・ヘンを水でよく洗い、ペーパーナプキンで水気を拭き取る。 2) ①の外側とお腹の中に塩とコショウを振りかけておく。 3) ②塩とコショウをしたお腹の中に4つ切りのレモン2切れをいれ楊枝でふさぐ。 4) 電気の圧力鍋にローズマリーを敷きその上にコーニシュ・ヘンを置き、オリーブ オイルを少量振りかけて、更にローズマリーを上にのせて、蓋をしめ30分蒸し焼きにする。 5) 圧力鍋から取り出し、今度は400度に熱したオーブンの中で30分焼くと綺麗な 焼き色が 付くのでお皿の上に載せてサーブする。
付け合わせにはリンゴ 1/2個をざく切りにし、ドライクランベリーと共に鍋の中に入れ、 砂糖とレモン汁少々を振りかけて 火に掛ける。 ぐつぐつといってきたら、 水溶きコーン スターチをいれてかき混ぜてとろみを付ける。冷めたら、コーニシュ・ヘンのお皿のサイドに 盛り付けて出来上がり。
その他、付け合せはご自分の好みのフルーツでも市販のスタッフィングでも何でも良いと思います。 たくさんのサイドディシュを
ご用意する場合には、コーニッシュ・ヘンはちょうど良いサイズかもしれませんので
一度試してみては如何でしょうか?
今週の「米語Watch」です。