マンハッタンでもあまり見かけないフレンチクレープの専門店がここハリソンにあります。
“Rue Des Crepes” はハリソン駅から徒歩2分、Halstead Ave.に面した小さな間口でクレープを
焼いているのが外から見えます。
ケーキのショーウインドーが置かれた細い入り口の 通路を抜けた奥の店内は、まさにパリのカフェテリアです。四方の壁にはパリの街路風景がいっぱいに描かれ、店内の真ん中には街灯まで立ち、古風で 趣きがあるパリの街角カフェの雰囲気を演出して います。
クレープの料理メニューも豊富で18種類、さらに デザートのクレープが12種類、その他サラダやチーズフォンデューもあります。
さっそく “Chicken et Mushrooms $12.”、 “Chicken & Roasted Veggies $11.” を頼んでみました。
サーブされたクレープの色が淡いこげ茶色をしていたので不思議に思っていると、なんとWheat Flour(小麦粉)ではなく、全てBuckwheat Flour (蕎麦粉)で作られていました。Buckwheat はコレステロールが無く、炭水化物も低いので健康的ですね。
クレープ自体はやや厚めでもっちり感があり、パスタに近い感覚です。Chicken et Mushrooms はバジルソール、Pesto がほんのり加わり、ソテーされたマッシュルームとチキンにぴったりです。Chicken & Roasted Veggies はチキンに焼いたズッキーニ、赤と緑のペッパー、ナス、トマトが入ってボリューム満点ですが、もう少しガー リックや香草をきかせて欲しい気がしました。
デザートには“Mixed Berries $8.”のクレープをオーダーしてみました。
デザートのクレープはさすがに普通の小麦粉で作られていましたが、もっちり感はかわりません。クレープは甘さ控えめで、中味は新鮮なブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーに低脂肪のバニラクリームが入り、クレープのトップにかけられたストロベリーソースがアクセントになっていて美味しかったです。
平日のランチに行ったのですが、
お客様はハリソンのパリジェンヌ?
お友達同士の女性客がほとんどで混んでいました。
蕎麦粉で作られたクレープや低脂肪のバニラ クリームなど、健康志向の方にも気使いのあるフレンチクレープを、ぜひ一度試してみてください。