TarrytownのAsian Fusion「Goosefeather」

今回はTarrytownの“Goosefeather”というAsian Fusion料理のお店をご紹介します。住所はTarrytownですが、お店がひしめくダウンタウンではなく、Irvingtonに近い小高い丘の上に建てられた由緒あるホテル「Tarrytown HouseEstate on the Hudson」のレストラン部門です。

初めて訪れる人は一本道の丘を登り切ってもどこにもレストランの表示が見当たらないので戸惑うかも知れません。今はホテルやレストランとなっていますが、元々の「The King Mansion」は南北戦争の約20年前の1840年に建てられており、その荘厳な佇まいを見るだけで料理への期待が高まります。

立派なバーがあるのでカクテルはメニューになくても何でも注文できます。私は純米吟醸Brooklyn Kuraをグラスで注文しましたが、フルーティでスッキリした味が食欲を刺激してくれました。

4人でentree2品を含めて8品、サラダ、ライス、ポテト、パンケーキ、ビーフ、ポーク等注文しましたが、分量的には十分過ぎて最後のデザートはパスすることに全員が同意でした。メニューのカテゴリーはサラダ、野菜料理、天心、麺と米、大皿料理とデザートという分け方で、サラダは一品のみというところがユニークです。

個別の料理名はどれも長いので省略しますが、どの料理も材料の取り合わせが絶妙で味わい深く、食感のバリエーションも豊かなことに感動しました。ヴィーガン、グルテンフリーの品も用意されています。

ウェブの紹介文では広東・香港料理をベースとしたフュージョンのお店となっていますが、私の独断と偏見でAsian Fusion料理として紹介させて頂きました。場所、料理、サービスの全てが期待を裏切らないと思いますので、是非次のイベントの際には選択肢に入れてみてください。

https://www.goosefeatherny.com/
49 E Sunnyside Ln, Tarryrow 914-829-5454

今週の[米語Watch]です。

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「米語ウォッチ・アメリカの『今』を読み解くキーワード131」(PHP刊)                                  旦  英夫・著

本紙に連載中のコラム「米語Watch」の単行本第2弾。 著者旦氏は、40年以上に渡り在米しニューヨーク州弁護士として活動。本書では、「文化・生活」「社会」「経済・ビジネス・技術」「政治・法律」の4つの分野から、アメリカの旬の言葉を紹介しています。現地で生活する筆者が見つめるアメリカの「今」を解説。超大国アメリカで飛び交う「米語」から米社会を見直し、再発見できる一冊です。全編カラー版でキーワードの解説と例文を見開きにし、とても読みやすくできています。 本体価格 $19.99

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