夏の野外コンサート

メモリアルデーを過ぎるとNYはすっかり夏模様。各地でクラシックの野外コンサートが開催されます。NYフィルのセントラルパークでの無料コンサートは有名です。

しかし有料でのコンサートもなかなか楽しいです。ボストン郊外の町Tanglewood。毎年ここで夏の間、クラシックの野外コンサートが行われる。ボストン交響楽団、ボストンポップスなどが演奏を行います。フィラデルフィア交響楽団はThe MANNというところでの野外コンサートを開催します。また今年はチェロで有名なYo-Yo MaとともにSaratogaで野外コンサートの予定もあります。どこも隣接の駐車場が無料で停められるので安心です。

そしていづれも屋根のある指定席と、その周りの外の芝生に勝手に座るチケットがあります。昼間のプログラムもあるが、夜の目玉コンサートは8時頃からで開場は5時半くらいです。なぜこんなに開場が早いのでしょう…。

席があろうがなかろうが皆開場とともに芝生エリアへ直行します。それぞれ椅子やらクーラーボックスやら大荷物を持っています。まずはこの芝生エリアでゆっくりとワインなどを飲んで雰囲気を楽しむというのが一般的です。普通公共の公園などではお酒は飲んではいけませんが、有料の敷地内なので大丈夫です。テーブルに花を飾ってキャンドルをたいて、ワインボトルにワイングラスを並べている人なども。

皆芝生エリアでの酒のみピクニックを存分に楽しんでいます。しかしこの芝生エリアからはステージはほとんど見えず、コンサートは大きなスクリーンで見ることになります。

この時期の夕方5時くらいはかなり暑いです、コンサートが始まる夜8時くらいになるとかなり冷えてきます。相当の厚着を用意することをお勧めします。

外でのんびり寝っ転がりながら、ワインを片手に聞いてよいクラシック。小旅行のイベントの一つとして加えるのはいかがでしょう。

今週の「米語Watch」です。

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