今回はTarrytownにあるBasque Tapas Bar & Restaurantというタパス料理のお店をご紹介します。Tarrytownはハドソン川に面していて17世紀まで遡る歴史のある町ですが、近年のウォーター・フロント開発ブームに乗り、川沿いの工場跡地や空き地に続々と高級コンドミニアムや高級賃貸アパートが建設され、ブルックリンなどから若いカップルやファミリーが移動してきています。
今回ご紹介するBasque Tapas Bar & Restaurantも水曜日にも関わらず若者を中心に満席でした。まずはサングリアで乾杯したのですが、普通の赤ワインを使ったサングリアの他に白ワインをベースにしたホワイト・サングリアなど数種類あり、それだけでも会話が盛り上がります。タパス料理は一皿の分量が少ないという先入観がありましたが、ここの一皿がメインディッシュに相当するほどたっぷりの量があったのは嬉しい誤算でした。
4人で合計6皿注文したのですが、味も量も大満足でした。特にガーリックソースを使ったエビ料理は味付けも日本人好みでお勧めの一皿です。イカやホタテ貝を素材とした一品もそれぞれ味付けが工夫されていて何種類注文しても飽きることはないでしょう。
もちろんデザートもコーヒーも選択肢が多くて期待を裏切りません。私はCortadoというミルクが程よくブレンドされたEspressoのパンチの効いた味で満足感のあるタパス・ディナーを締めくくることができました。
Tarrytownの町から間近に見えるTappan Zee Bridge(注)の夜景も一見の価値がありますので是非一度お越しください。
61 Main St, Tarrytown (914) 801-9200
https://basquetapasbar.com/basque-tarrytown-ny/
(注):この橋は正式にはある政治家の名前がついていますが、一般に浸透している愛称のほうを使いました。
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今週の「米語Watch」です。


