
いよいよ夏も終わり、10月を迎えると秋本番です。一つ忘れてはならないのが芝の手入れです。今年の夏は例年になく雨が少なかったのですが、この時期、芝が枯れてしまった家も多く見られます。
殆どのリース契約書には庭の散水はテナントさんの責任と明記されていますので、芝を枯らしてしまうとダメージと見なされ、退去時に復旧費用が敷金から差し引かれる可能性があるということです。退去時にそのようなトラブルに見舞われないように、この時期に芝の復旧を試してみてはいかがでしょうか。
まず種まきの時期ですが、最低気温がマイナスにならない時期と30度を超えるような暑い時期は新芽が育たないので不向きです。一番良い時期は温度が25度前後の10月と5月頃となります。

さて、次は種の種類ですがどのような種を蒔いたらよいか迷いますが、冬でも青々と した洋芝をお望みであればケンタッキーブルーグラス、ライグラスなどがあります。 あまりこだわりが無ければ日なた用、日かげ用の2種類を利用するのがお勧めです。また早急に復旧を望む場合は、若干割高ですがEZseed を使うとほぼ2週間で生え揃います。

手入れ方法ですが、まずは枯れた芝を取り除き土が出てきたら、根が付きやすいように簡単に土の表面を耕して、そこに種を撒いて土(Top Soil)を適度にのせて水を撒けば、これでOK! あとは毎日散水を行えば、数週間後には芝が生えてきます。温度が低くなってしまった場合は、上にわらをさらっと被せると良いです。
もしこの秋にうまく根付かなかった場合は、さらに来年の5月頃再挑戦してください。
来年の夏にはお子さんが素足で遊び回れるような青々とした芝がきっと楽しめると思います。
今週の「米語Watch」です。
