オートミルクとは、その名の通り、オート麦(オートミール)から作られた代替ミルク。これまで代替ミルクとして使われてきた豆乳やアーモンドミルクでは、その独特の香りや、成分上の分離しやすさ等の理由により、牛乳のような泡や味を作ることは難しいとされてきました。しかし、オートミルクでは絹のようなクリーミーな泡を作ることができ、温かい飲み物と混ぜても分離しないことも特徴で、今話題となっています。
オート麦と水を混ぜてから裏ごしすると、なめからでクリーミーな液体ができあがります。マイルドでクリーミーな味わいと、乳製品のような濃さのコンビネーションは、牛乳を植物性ミルクに替えようかと思っている人やヴィーガンの人にはぴったりです。
オートミルクは、シンプルにホットまたはコールドのどちらでも好みで飲むことが出来きす。さまざまな食品や飲み物に合うニュートラルな風味を持つオートミルクは 焼き菓子に使ったり、コーヒーに入れたり、特にラテにぴったりの質感、また牛乳と同じ感覚で使用できるため、料理にもに使えます。またコーヒー専用のBarista Blendのクリーミーなオートミルクもあります。
実はこのオートミルクは簡単に作れるのでご紹介いたします。
1)オートミール1カップに対して水3~4カップ(3カップだとクリーミーな濃さ。4カップだとサラッと軽めです。)オートミールを水に浸し、冷蔵庫で3~4時間寝かせる。その後なめらかになるまでブレンダーにかける。
2)オートミールと水のミックスをこし袋(チーズクロスでも代用可)に注いで絞り、ビンなどの丈夫な容器に入れる。

ミルクは保存びんに入れて冷蔵庫で3〜4日保存可能。オートミールが沈殿してくるので、よく振ってから使います。オーガニックのオートミール自体が安価なので、自家製にすればとても経済的です。またお好みでメープルシロップやバニラで味をつけてもよいです。
今大人気となっているオートミルク。Whole Foodでもしばしば品切れ状態が続いています。この機会に一度ホームメイドのオートミルクを試してみてはいかがでしょうか。
今週の「米語Watch」です。
