コロナの影響で閉鎖されていたNY近郊のキャンプ場も、6/19から徐々に再開となり、7/1からは殆どがオープンして予約を受け付けています。そこで今回はキャンプ場に 関するお話しです。
キャンプ場は大きく2種類、Public (公設)とPrivate (私設)に分けられます。Publicは国立公園内、州立公園内、州立森林内、市町村立公園内などがあり、一番身近で一般的なのは州立公園内に設置されたキャンプ場です。Publicだけあって料金も安くお手頃ですが私設のキャンプ場に比べるとトイレやシャワー、洗い場などの設備は劣ってしまいます。NYエリアのPublicのキャンプ場は通常メモリアルデー・ウィークエンドにオープンしてレイバーデー・ウィークエンドでシーズンエンドになります。
キャンプのスタイルは大きく分けてバックパック・キャンプとカー・キャンプの2種類です。バックパック・キャンプは必要な荷物を背負い、歩いて運びこまなければならないので、キャンプサイトに車で乗り入れられる楽なカー・キャンプが一般的なスタイルです。車に積めるだけ持っていけるので、より快適にキャンプがエンジョイできます。
キャンプサイトは、(特に州立公園内などは) 多少草が刈り込まれていたり砂利が敷いてあったりはしますが、自然の地形そのままですので、選ぶサイトによっては全体が 傾斜地になっていたりデコボコだったりするものもあります。予約を取る際にキャンプサイトに電話をして、平らで使い勝手の良いサイトを教えて もらうと良いでしょう。地形だけでなくトイレや洗い場の確認も忘れずに。トイレが近いと臭いや照明、足音 などが気になる場合もあります。トイレは近すぎず遠すぎず、洗い場(水栓)は近めが オススメです。
キャンプ場選びでもう一つ大事なことは飲酒やペットがOKかどうかを確認することです。Privateは殆どどちらもOKですがPublicは場所によって勝手が違います。NY州の州立公園は飲酒・ペット共にOKなところが多いのですが、NJの州立公園はどちらもNGなところが多いようです。PAの州立公園はペットはOKで飲酒がNGというところが多いような気がします。
せっかくの楽しいキャンプが飲酒違反罰金や強制退去などの嫌な思い出にならないように気をつけてください。またペット(犬)を連れて行く際には、ほぼ全てのキャンプ場で狂犬病予防接種の証明の提示を求められますので用意しておきましょう。
その他注意することは、ほとんどのキャンプサイトでは1サイトにテント2つ、車2台、人数6名の制限がありますので、それを上回る場合はもう一つ予約することになります。また夜10時以降はQuiet Timeになりますので、大声を上げたりしないよう気を つけましょう。厳しいキャンプ場では監視員が上記をチェックしています。
キャンプ場探しと予約に便利なサイト
*Public
https://newyorkstateparks.reserveamerica.com/
http://www.recreation.gov/welcome.do
*Private
http://www.gocampingamerica.com/
キャンプの道具に関しては下記ブログのリンクをご参照ください。
https://westchesterredacclub.com/2016/06/03/camp-part-2%ef%bc%81/
今週の「米語Watch」です。