毎年この時期には零下の寒い日が数日続くため、水道管が凍結する事故が起こります。これを防ぐには、どのようなことに注意をしたら良いか、再度注意点をお知らせ致し ます。
*室内の温度設定
必ずどの階も最低65度華氏を保つ。特に地下室は 寒いので、必ずこの温度があるか確認します。
温かい空気は上昇しますので、一般的には地下室 より一階、一階より二階が暖かくなります。
温度を設定するサーモスタットが家に1個、または数個付いていて調整する事ができます。サーモスタットには幾つか種類がありますが、どれも設定したい温度と実際の室温の二つがわかるようになっています。表示された室温はそのサーモスタットが設置されている場所の温度になりますので、家全体や他の階の温度とは違う場合があります。
*外にある水道管の水抜き
家の前や後ろなどに、庭の水遣りの為の水道栓がある場合は、 この水道管の水抜きが必要です。この水道栓のあるあたりの家の中にも同じように水道栓がありますので、まず家の中の水道栓を閉じます。そして外の水道栓を開け、中に溜まっていた水を流し、水が出なくなったら栓を閉めて終了です。もし、水遣りホースが付けっぱなしになっていると、ここも凍結しますので外しておきます。
*家の作りによって、暖房をきちんと入れていても凍結しやすい場所、例えばキッチンシンクや地下室やガレージにあるシンクなどは、ほんの少し水を垂らしておく状態にしておくと凍結を防ぐ事が出来ます。
*真冬に家を留守にする場合も、暖房の設定は変えずにおく。
暖房代がもったいないからと、Offにされる方がおられますが、この時期には1日でも 暖房がないとあっという間に室温が下がり、水道管が凍結してしまいます。破裂した 後のダメージと修復工事は大変ですので、暖房代で済むほうが経済的です。
以上の事に留意されて、この寒い冬を無事に過ごしましょう。
今週の「米語Watch」です。