11月6日(日)、素晴らしい秋晴れのもと恒例の ニューヨークシティマラソンが盛大に行われた。 世界中からこの日のために集まったランナーも含め、参加者は5万人近くだそうで、時間差でのスタートは、8時30分に車椅子のグループから始まり、男女のプロ、ローカルのエリート、そして一般参加者の順となる。一般のグループは1回に1万人以上が一斉スタートするのですごい迫力だ。
コースはStaten IslandからスタートしてBrooklynを北上 Queensboro Bridgeを渡ってManhattan に入り、その後はFirst Ave.をひたすら北上してBronxまで行き、今度はFifth Ave.を南下、86丁目からCentral Parkに入りウエスト側の68丁目あたりがゴールの全長42.195キロになる。
ランナー憧れのこのレースに、友人のかつやさん(Harrisonにある「もみじレストラン」オーナー)が今回エントリー出来たので応援に行った。沿道はどこも人、人、人で賑わい、鐘を鳴らす人、拍手をする人、声援を送る人など、それぞれのスタイルでランナーに暖かいエールを送っていた。
ランナーのゼッケンにはICチップが取り付けられているので、公式サイトのGPSプログラムを利用すると、彼が何処を走っているかリアルタイムでわかるようになっている。
かつやさんは現在55歳11ヶ月、マラソン暦4年半で今回 ニューヨークマラソンに挑戦。フルマラソンは初めてだが、ハーフを10回ほど経験し、自分の力を試してみたくなったのだそうだ。4時間30分での完走を目標に、10時40分スタートした。
3時間後に私達が待っている84丁目を通過した時は、自己ペースを守り快調な走りに見えたが、Central Parkの84丁目に現れた時は、足を引きずり辛そうな様子だった。30キロを過ぎたあたりから、腿が痙攣し始め、最後の5キロは殆ど歩きになったそう。 それでも4時間50分31秒で完走、55歳~59歳までの2347人中1092番で、完走メダルを獲得した。ゴールの瞬間は、嬉しくて「ピースサイン」ではなく、歩いてしまった悔しさが溢れてきたそうだ。 かつやさん、レッツリベンジ!
ただ、走っている時の沿道のエールには、普段の力の20%はアップするほど励まされたとのこと。又 帰宅途中のゼッケン姿に、見ず知らずの人から激励を受けたのもとても嬉しかったそうだ。 沿道で応援する私達も頑張っているランナー達から元気をもらい、楽しい体験の一日となりました。
ニューヨークシティマラソンにご興味のある方はニューヨーク・ロードランナー協会(New York Road Runners、NYRR)のリンクをご覧下さい。www.nyrr.org
私の友人も3名参加しました。家で走者の位置がリアルタイムでわかるので応援するのに
大変楽でした。無事完走、おめでとうございます!!
ちなみに私の友人は20代、30代です。。。。